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ーMedia is Hopeー「1.5°Cの約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」〜連帯・応援表明の記者会見〜を実施!

ーMedia is Hopeー「1.5°Cの約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」〜連帯・応援表明の記者会見〜を実施!

国連広報センターが立ち上げたメディアの力を通じて気候変動対策のアクションを呼び掛けるキャンペーン「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」に対し、Media is Hope(市民・視聴者)として連帯・応援の表明を行い、キャンペーンを呼びかけた国連広報センター、キャンペーン参加メディア関係者をスピーカーに迎えて記者会見を実施しました!

気候変動解決のために日本のメディア関係者が媒体や系列、立場を超えて市民とともに集結!!!

市民(視聴者・読者)である「Media is Hope」からのオファーによって実現したこの記者会見には、国連広報センター所長ならびにテレビ、新聞、ラジオ、雑誌、WEBメディア、気象予報士の12名のスピーカーが登壇。オンラインも合わせメディア関係者など約80名に出席いただきました。記者会見には気候変動対策を先進的に取り組む企業グループや、有機農業を推進する関係者からも取り組みに対して応援の声が届き、メディアと視聴者、多くのステークホルダーが連携できる関係づくりのきっかけになりました。

<概要>
【日時】2022年10月12日(水) 16:30〜18:00(開場16:15)
【場所】日本記者クラブ 会見場 ※オフライン/オンラインのハイブリッド開催
【主催】一般社団法人Media is Hope
【協力】国連広報センター

<登壇者>
キャンペーン提案側:
● 国連広報センター 所長 根本かおるさん
モデレーター:
● NHKエンタープライズ エグゼクティブプロデューサー 堅達京子さん
● テレビ朝日 アナウンサー 山口豊さん
メディア関係者:
● 講談社FRaU 編集長 兼 プロデューサー 関龍彦さん
● TBSラジオ アシタノカレッジプロデューサー 新野一孝さん
● テレビ愛知 東京支社 報道制作局企画開発部 中西諒平さん
● 日刊工業新聞 編集局第二産業部 編集委員 松木喬さん
● ハフポスト日本版 プロデューサー 兼 エディター 中村かさねさん
● フジテレビ CSR・SDGs推進室 部長 兼 報道局解説委員室 木幡美子さん
● 読売新聞東京本社 科学部 記者 中根圭一さん
● ラジオ福島 放送部アナウンサー 山地美紗子さん
● 気象予報士・気象キャスター 正木明さん
本記者会見主催者(視聴者・読者として):
● 一般社団法人Media is Hope / 西田吉蔵・名取由佳 ・中堀一弥・小川瑠衣子

<会見内容の概要>
●趣旨説明・開会挨拶【Media is Hope / 名取由佳】
●Media is Hopeより応援宣言【Media is Hope / 小川瑠衣子】
 キャンペーンに市民(視聴者や読者)として連帯、応援表明。

●報道キャンペーン説明【国連広報センター / 根本かおるさん】
 「1.5℃の約束」キャンペーンを立ち上げた経緯、概要のご説明。

●気候変動報道についてシンポジウム形式によるディスカッション【各メディア関係者】
 キャンペーン期間の報道などの発信の紹介。各媒体ごとの課題や展望、強み、個人としての想い。企業としての気候変動への取り組みをご紹介。 共通していたのは、気候変動報道を発信したくても、まだまだ壁が存在するということ。それでも、確実に気候変動問題への意識は高まってきており、メディア自身も脱炭素への取り組みが始まっているということ。そして、気候変動問題に熱い気持ちで取り組む人々の姿や、視聴者・読者・リスナーからの声は、今後の報道強化への大きな力になると語った。

●Media is Hopeの役割について【Media is Hope / 名取由佳・西田吉蔵】
 媒体ごとの課題に対して、Media is Hopeができることを提案した。「メディア、企業、視聴者を共創関係にする為に交流プラットフォームを作ること」や「メディア関係者向けの気候変動クラスや専門家を招いての勉強会を実施」など。気候変動解決を望むステークホルダーから応援コメントも届き、市民やメディア関係者だけでなく専門家や教育関係者、経済界まで社会全体から気候変動報道が求められていて、こうしたメディアと市民、様々なステークホルダーの連携は、気候変動を解決できる新たな社会を構築する上で希望になることが認識できた。

●市民(視聴者や読者)としての想い【Media is Hope / 中堀一弥・小川瑠衣子】
 キャンペーン前半を視聴しての感想や、市民から見た気候変動報道について。今回のキャンペーン開催により、気候変動関連の報道数が着実に増加していることを話し、1.5℃目標達成のためにはメディアと市民の協力が不可欠であること、そのためにMedia is Hopeは今度も後押しをしていきたいと意気込みを語った。日頃の気象と気候変動を関連づけた報道で、気候変動は危機であるという世論を形成していきたい。その為に、気候変動を積極的に報道するメディアを応援していきたいと話した。

・質疑応答では、記者会見参加者から、メディア自身が脱炭素に取り組まなければ、グリーンウォッシュになるのではという指摘があった。それに対し、メディア自身も、二酸化炭素排出量を測定し、公開し、減らしていくことが大事であること、そして、完璧でないと声を上げてはいけないということはなく、不完全であることを認めつつ一歩一歩前に進むことが大事と答えた。

●閉会挨拶【Media is Hope / 西田吉蔵】
 今回の記者会見はメディアと視聴者、多くのステークホルダーが連携できる関係づくりのきっかけになった。報道の盛り上がりを継続させ、気候変動を解決する社会構造の起点にすると締めくくった。

アーカイブ動画: https://www.youtube.com/live/PL2-hd0UsCY

(Media is Hope「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」応援宣言2022)

【応援表明を行った目的】気候変動報道はメディア関係者だけが取り組めばよいという問題ではなく、私たち市民が、問題の本質と解決策の正しい情報を発信するメディア関係者と連携・連帯し、支援することが重要と考えます。なぜなら、視聴者や読者である私たち一人ひとりがメディアを選ぶ責任を持っているからです。Media is Hopeは、今回のキャンペーン開催に際し、媒体や系列、立場を超えて集結したメディア関係者の皆さまに、心より感謝と敬意を表すと共に、日本のメディア業界の革新的な取り組みに、市民である私たちから応援を表明したいと考えました。

今回のメディアとの連帯・応援表明の記者会見を通して、気候変動報道の盛り上がりを一過性にせず継続させ、気候変動を解決する社会構築の起点になるよう共創プラットフォームとしての活動を続けていきます。

ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!!

Media is Hope

[ 国連広報センターと国連本部 ] にてMedia is Hope主催の記者会見について取り上げていただきました!

[ テレビ朝日/ANNニュース/ABEMA morning ] にてMedia is Hope主催の記者会見について取り上げていただきました!

[ 東京新聞 ] にてMedia is Hope主催の記者会見について取り上げていただきました!