世界的な報道キャンペーン 89%Project

「実は世界の大多数が、政府に気候変動対策を求めている」
Covering Climate Now 89パーセントプロジェクトとは
<概要>
世界60国から500以上のメディアが参加する参加気候変動報道連携ネットワーク「Covering Cliamte Now(CCNow) 」から誕生したグローバル報道連携プロジェクト。世界125カ国・13万人の調査で、「89%の人が政府に気候変動対策を求めている」しかし、「その89%が自分たちが大多数ということを認識できていない」ことが明らかになったことから生まれました。
プロジェクトの狙いは、「世界の圧倒的多数(科学的研究によると80~89%)が政府による気候変動対策の強化を望んでいる」という、極めて重要でありながらあまり知られていない事実を浮き彫りにするニュース報道を、1年間にわたって急増させることです。報道を特に強化する「共同報道週間」の他にも、ソーシャルメディアキャンペーン、報道機関間の連携など様々な活動が予定されています。
なぜ 89% が多数派として扱われていないのか?気候変動に関して 89% が政府に何を望んでいるのか?多くの政府が解決策を実施できないのはなぜなのか?そして一般の人々自身がどのような解決策を追求できるのか?ニュース報道で探究していきます。
■プロジェクト実施期間:
2025年4月より1年間
■共同報道強化週間:
①2025年4/21~4/28
②2025年11月 COP30と連動して開始
■プロジェクトへの参加方法(Covering Climate Now 公式HPより引用):
◯プロジェクト期間中に「89%プロジェクト」のテーマに沿った記事を公開
*「共同報道週間」期間中が推奨されています
◯記事公開時の推奨事項:
①Covering Climate Nowが作成したロゴを使用する(リンクよりダウンロード可能)
②次の一文を記事の巻頭/末尾に掲載:
【この記事は、世界的な報道連携「Covering Climate Now」による「89%プロジェクト」の一環です。】
◯公開記事のリンクをeditors@coveringclimatenow.orgまで送付
89パーセントプロジェクト 国内メディアの参加事例
<記事>
【4/21 alterna】世界89%・日本86%、気候対策の強化求める声は圧倒的多数に
【4/22 ASUESE MEDIA】気候変動に向き合う89%の声に応えて――現場から見る取り組みの広がり
【4/23 朝日新聞】行動強化求める「圧倒的多数派」に声を 気候報道キャンペーンが寄稿
【4/23朝日新聞】世界の5人に4人「温暖化対策強化を」 でも当事者は世論を過小評価
【4/23 朝日新聞】「ここまで高いとは」 行動経済学者が驚いた気候変動の認識ギャップ
【4/24 朝日新聞】脱炭素はメリット薄い? 日本人の気候意識、行動につなげるには
【4/24 朝日新聞】「気候対策は人気がない」は幻想 「沈黙のスパイラル」破るためには
【4/30 日本農業新聞】[農家の特報班]気候変動、再生産価格…共同アンケートで浮かぶ危機意識
【5/6 日本農業新聞】[農家の特報班]気候変動に農家苦慮 本紙・企業共同アンケート
【5/7 朝日新聞】温暖化対策に賛成89%――なのに 「他人は後ろ向き」思い込み?で行動控える
【6/10 朝日新聞】(時時刻刻)気候変動、選挙の「隠れ争点」 有権者の3人に1人、「考え近い候補に」
<雑誌>
【5/29発売 FRaU】長澤まさみさんが登場! 「多様性はなぜ大切なのか」FRaU SDGs特集発売
誌面に89%プロジェクトの紹介が掲載されています。
<音声メディア>
【4/30 Emerald Practices】2025年4月ニュースコーナー
■Covering Climate Now(CCNow)について:
Covering Climate Now (CCNow) は、Columbia Journalism ReviewとThe Nation Magazine が、ガーディアン紙とWNYCの協力を得て共同設立した、世界60カ国500以上のメディアが参加する気候変動報道連携ネットワーク。ジャーナリストが気候危機と解決策について、より有益で魅力的な報道を作成できるよう支援している。日本ではNHKや朝日新聞などが参加し、2023年10月より一般社団法人Media is Hopeも公式パートナーとなっている。日本メディアに向けたローカライズ施策、勉強会などを検討。
HP: https://coveringclimatenow.org/